セッターラ通りの日曜日
2017
06.26

6月の落とし物

仕事からの帰り道、道端で見つけた落とし物。

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これはなんじゃろ。FIATのフロントバンパーグリル?

風流だね~こんなものが道に落ちてる季節になったんだねぇ。
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2017
05.26

ドイツに来ると……

Category: 旅のこと
何よりも驚くのは、地下鉄の中や町がとても静かなこと。
住宅街を歩くと、物音ひとつ聞こえてこない。でも、ゴースト・タウンの静けさとも違う。人々が家の中でくつろいでいることを感じさせる柔らかな静けさ。

地下鉄の中では日本にいるかのような静けさと秩序があり、ほっとさせられる。そして、時間が正確。日本と違うのは、それほど混んでいなく、そして自転車と共に乗り込む人たちがいること。

どんだけうるさいんだ、イタリア。地下鉄やバスの中でも話の内容が全部聞こえる音量で、あちこちで話している。朝の5時からうるさい。3人集まれば騒音。声のボリュームが違う。日本人が3ならイタリア人は10くらい。静けさをこよなく愛するわたしには拷問だよ。
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2017
05.07

自転車シェアリング・システム“BIKEME”

Category: ミラノのこと
ミラノにはとっても便利な自転車シェアリング・システム“BIKEME”がある。
わたしがミラノで暮らし始めた頃にはまだなかった気がする。今や、市内では数ブロック毎に駐輪場がある。

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メリットは3点。1.公害対策 2.やたら盗まれるマイ自転車をもたなくて済む。 3.観光客も足にできる。

申し込みは簡単。ウェブサイト「BIKEME」から登録すれば、IDとパスワードがEメールに届き、その日から使える(年間登録の場合は、その後2週間くらいしてからカードが届く)。1日限定なら4.5ユーロ。1週間なら9ユーロ。
そしてビックリ、1年間なら36ユーロ!使用開始から30分以内なら無料で使用できる。その後、30分を超える毎に0.5ユーロで、最大2時間まで利用できる。24時間以内に同じ自転車が返却されない場合は、登録したクレジット・カードから150ユーロ引かれるっていう。

でも要は、どんなに長い距離で利用しようとも、30分以内に駐輪場に返却し、また別の自転車に乗ればずっと只でいけるわけで。
入ってよかった、BIKEME♪
とはいえ、わたしが使い始めたのは去年の11月から。あることは重々知っていたけれど、不安があった。でも、日本人生徒さんのご夫婦が学校の行き帰りに利用されていることを知り、俄然やる気に。

ウェブサイトから申し込み、IDもゲットして、さてドキドキの初BIKEMI……駐輪場でIDをインプットし、自転車のスロット・ナンバーが表示されたのでそこに行き、自転車を外そうとするも……外れない……。どう外していいのか分からない……。どこかにボタンでもあるんだろーかと、自転車が固定されている部分やら自転車本体やらを探るも、そんなものはない。自転車からニョキニョキと生えているプラスチックのコードがあったので、固定されたバーのどこか穴にでも差し込むんかいな……と、そっと差し込んでみるも、自転車はうんともすんともいわない。実はこのコード、後に自転車をロックするキーだと判明←バカ(笑)。
押しても引いても上げても下げてもビクリともしない自転車。これはきっと、この自転車が壊れているに違いないと思い、別の自転車で試してみても、はたまた駐輪場を変えても、同じ事態。

深い敗北感を味わいながら、その日は徒歩で帰途についた。

翌日月曜日、自転車を利用している生徒さんに会い、事情を話すと、「あ、上に引き上げればいいんですよ。結構重いので、かごをしっかりつかんで上に引っ張りあげるんです」と教えてくださった。ミラノ在住7年、生徒さんに教えられる(💦)。
その日の帰り、早速教えてもらったように、自転車を持ち上げてみた。……外れた!

こうして、わたしのBIKEMEライフが始まった。
難点は、石畳の多い道がやたらに走りにくいのと、サドルを一番下に下げても、小柄なわたしの足は辛うじてつま先が地面に触れるかどうかの高さであること。だから、座ったまま止まるとバランスを崩しかねず、いちいちサドルから降りなくちゃいけない。あーあと5センチ身長があったら。

普段、職場への行き帰りは徒歩10分だけれど、たまにひどく疲れたときなどは利用し、あとは土曜日に中華食材店に行くときには必ず利用。5キロのお米も楽々配送。ほんの徒歩10分くらいなのだけれど、自転車で5分になったことで、これまで月に1回くらいだったら中華食材店通いが、週1~2になった。なんたって、豆腐や白菜、もやし、エノキなどのアジア野菜、納豆、インスタント・ラ―メン、カレー・ルー、アジア食材の調味料が買えるので。毎日ご飯がいいわたしには必須の品々だ。

さらに素敵なのは、返却後に必ずEメールが届き、使用開始場所・返却場所、使用時間のみならず、例えば5分の使用の場合、「CO2排出を0.1802kg削減できました。」「17.11kcalのカロリーを消費しました。」と教えてくれる。なんだか、とっても良いことをした気分にさせてくれるのだ。

すっかり慣れきってしまったBIKEME。ところが、先週金曜日、不測の事態が発生した。
独り、職場に残って午後9時半まで働いたわたしはくたくたで、自転車を使って帰宅した。帰宅した途端、傘を忘れたことに気がついた。「忘れてはいけない」と帰るギリギリまで思っていたのに、受付の椅子の背に掛けたまま忘れてしまった。
この傘、実は木曜日に主治医の診療所に置き忘れ、金曜日朝に電話してみると、(イタリアでは稀なことに)あったことが判明し、大喜びで取り返したばかりのブツだったのだ。TIGERで買った3ユーロで買った黒い長傘だけれど、とってもしっかりした造りでフォルムも気にいっていた。
翌日は土曜日とはいえ、学校には誰かが出入りする可能性もある。スタッフならいいけれど、それ以外の出入りがあったら、何があるか分からない。クタクタだったけれど、気を取り直して、また自転車を使って取りに戻った。

無事に見つけ、今度も自転車で帰途についた。住居の近くの駐輪場に停めて、一応確認のためにパネルにカードをかざすと、普段であれば「自転車は無事に返却されました。5分後にまたご利用いただけます」というメッセージが出る。ところがこの時、画面が真っ赤に変わり、「あなたはまだ自転車を使用中です!」というメッセージが……。そんなはずないでしょ……。ほら、あそこに停まってる。

自転車を停めたスロット9番に行ってみると、おや……? いつもの緑ランプではなく、赤ランプが点灯している。固定バーを見ると、あ!2本のピンのうち、1本が斜めになって刺さりきれていない。でも、1本はがっちり固定されているので、外すこともできない。

慌てた。このままでは延長料金が引かれてしまう。自転車を返しているのに、返していないことになってしまう。
パネルのどこかに救急連絡呼び出しでもないかと探したが、ない。

家に帰って、夕飯もまだでクタクタだったけれど、BIKEMEのウェブサイトにアクセスし、ケータイで電話してみるものの、聞きにくくてどの案内を押せばいいのか、どうしても分からない。ひとまずは「お問合せ」から内容を記載して送信し、Eメールも送ってみた。

やることはやった。インスタント・ラーメンを作って腹ごしらえをした直後の深夜0時10分、Eメールが届いた。
「ご使用開始から2時間を経過していますが、まだ返却の記録がありません。罰金が発生することをご了承ください。お問合せは、電話番号+390248607607まで。」

ぎゃああああ。フォーム送信もEメールもなんの効果もなかった。
やむを得ず、大家さんの部屋から固定電話を引っ張り出し、自分の部屋に設置。大慌てで電話した。今度はよく聞こえる。
ケータイでは気づかなかった、BIKEME専用のプッシュ番号もあった。
プッシュ!

すぐにオペレーターが出た。素晴らしい!24時間対応なんだね。お兄さんに事情を話し、駐輪場119番のスロット9番にうまく停められなかった旨を説明したところ、システム上でも確認できたらしく、「もう大丈夫ですよ~」と言う。「わ~ありがとうございます! また明日からカードを使用できるのですか?」「できますとも!」というありがたきお言葉。

早速ウェブサイトから専用ページを確認すると、22時8分15秒開始、電話をした午前0時37分45秒返却となっている。そして、罰金もなし! ありがたや、ありがたや。

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2017
05.06

割引、万歳……?

毎週土曜日は市場に行って、いつもの屋台で果物・野菜を買う。
もちろん、今日も。
今日は、大サイズのオレンジ5個、キウイ2個、サヤインゲン一掴み、玉ねぎ2個、トマト5個を購入。
〆て6.36ユーロだったけれど、お兄さん、6ユーロにしてくれた。最近、いつも端数を切り下げてくれる。

その後、スーパーのカルフールかPAMかSimplyでミルクやヨーグルト、水などを買う。今日の気分はカルフール。
「9.50ユーロ」と言われて支払い、家に帰ってレシートを見たら、9.51ユーロだった。レジのお兄さんは頼まれもしないのに、はなから1セントを切り下げた。大喜びで払ったのに。

スーパーでさえざっくり会計。1円合わなくても夜中まで勘定をする……という噂の日本とは大違い。
だったらもう、セント銭なんて無くせばいいのに。1セント、2セントなんて、むしろいらない!くらいの扱いをされる。

1セントを邪険に扱う者は、いずれ1セントに泣くんだぜい……と心に呟く、古い日本人なのであった。
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2017
05.05

Nippon Connection

Category: 映画のこと
今年も、ドイツ・フランクフルトで5月23~28日の日程で開催される、欧州最大の日本映画祭「Nippon Connection」に行ってくる。昨年は土日の二日間だけだったけれど、もっと観たかった&居たかったという後悔もあり、今年は金曜日に休暇をもらって、2泊3日で行くことにした。

プレス申請も無事に完了。ルフトハンザのチケットと、去年宿泊した、会場近くのホテルもおさえた。

もしかしたら、数年前から日本映画&ドラマ大好きのわたしとしては、ヴェネチアに行くより楽しみかも。なんたって、疲れ方が全然違う。英語字幕やらイタリア語字幕やらを読まなくて済むから。おまけに、飲食コーナーが日本食。日本風お弁当さえ売っている。🍙食べながら映画を観られるなんて至福だ。

去年は、今年NHKでも放映したNetflix制作の「花火」を4話連続で観た。林遣都と浪岡一喜も来独して舞台挨拶したのを取材した。
林遣都演じる徳永が、元旦に独り、部屋で餅を焼きながら、師匠・神谷の伝記を書いている寂しげな後ろ姿を目に焼き付け、余韻に浸りながら、深夜の道をホテルまで歩いて帰ったことを思い出す。頭の中ではBrother Okamoto'sのエンディング・テーマ「BROTHER」が鳴っていた。

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ミラノに戻ったら早速、「BROTHER」をiTunesでダウンロード。又吉の原作もkindleで購入。まったく、便利な時代になったもんだ。

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今年の特集はなんと、日活ロマンポルノ。今年、同プロジェクトが新たに始動したのに併せてだろう。名作が多いと話には聞いていたけれど、残念今まで観たことがなかったので、時間が合えば観てみよう。『四畳半襖の裏張り』『実録安倍定』などをやるらしいよ。

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なんとも口惜しいのが、栄誉賞を受賞された役所広司が来独するのに、最終日の日曜夜、『日本のいちばん長い日』の上映に合わせて舞台挨拶をするらしく、月曜日から仕事の身にはさすがにそこまで残るのは難しく、泣く泣く諦めざるを得ないこと。あぁ、ホントに残念だ。役所さん、現在は広島で『孤狼の血』の撮影真っ最中のはずだけれど、せっかくの受賞なので大忙しの合間を縫って来られるのだろうなぁ。大きな映画祭ではなく、ボランティアが手作りでやっている、ちょっと夕張映画祭を思い出させるような映画祭だけれど、ちゃんと期待に応えてくれるのは役所さんらしいという気がする。

この楽しいイベントのためにも、病気にならないように気をつけなくては。
今年も妙に体調が思わしくない。昨年7月から始まった手足の指の痛みは未だに治まらないし、今年の花粉症は数年ぶりの酷さで、2週間ずっと鼻水が流れ続けた。もう一生、鼻ったれなのかと思ったくらいに。花粉を食しても、例年のようには効かなかったのは、おそらくわたしに激烈にアレルギー症状を発症させる花粉が今年は多かったのかも。
そして、ここ2週間は食道が詰まり、喉に違和感がある症状が治らない。食道がんかなと思ったり。ひとまずは、主治医からもらった薬を飲み続けてみる。
来週はどこかで、甲状腺ホルモンの血液検査と、併せてリューマチの検査も再度してみたいと思い、主治医に処方箋を書いてもらった。

年を取るごとに、少しずつ体にガタがくるもんだねぇ。どこも痛くなく具合も悪くないという日がほとんどなくなってきた。母親の年齢も超えてしまったわたしだもの、当然か。
毎年、「来年のこの日は生きているんだろうか」と思ったりする。

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