セッターラ通りの日曜日 セッターラ通りの日曜日

セッターラ通りの日曜日

8年目の異国暮らし。恋しや日本。

ヴェネチア・プログラム発表

映画のこと

今日も体調悪し。未だに下りっぱなしで食事が摂れない。そもそも、お腹が減らない。横になっている時間が長いので、いつもの左側眼窩の奥からくる頭痛も治らない。
またもや、500g体重が減っていた。これは8年前までの体重。
朝は薬を飲むために、トマトと100%フルーツジュースを50g。昼は、頂き物在庫の中からメイバランスのブリックゼリー(あずき味)。夕方、セブンイレブンのインスタント・かにぞうすい。夜は葛湯。

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あぁ、このままでは土曜日に買ったスイカとメロンが腐ってしまう……。でも、腸が悪いとき、お腹が冷えるものは厳禁だ。フルーツ・ジュースも常温に戻してから飲む。甘いものも良くないので、中華パン屋で買ってきたロールケーキも食べられない。

でも、わかもとを朝・晩飲んで、すこーし腸が落ちついてきた気もする。午後7時以降になってから、ようやく起き上がることができ、掃除機をかけ洗濯もする気力が出てきたから、少しは良くなってきたのかも。仕事のメール対応もしたし、映画サイトの更新もした。

明日、もう少し元気が出てきたら、共有部分の掃除をし、映画サイトでヴェネチア関連のページも作ろう。明日は祝日だから、学校の仕事は堂々としなくていい。(だいたい、夏休みなのにメール対応しなくちゃいけないのは、うちの学校くらいじゃないかと思うけど)。
毎日更新しなくちゃいけなかった映画関連の仕事時代、メール対応がついてまわる語学学校の仕事…………わたしは、お休みは仕事のことを考えずに休めるという仕事には縁がないらしい。

さて、ヴェネチアのプログラムが出た。クロージングの『アウトレイジ 最終章』は問題ないとして、嬉しいことに、『三度目の殺人』は9月5日(火)、『泳ぎすぎた夜』も同日、日本を舞台にしたジョン・ウー監督の『ZHUIBU』は9月8日(金)で、全て観られる。
サラ・グランデでの上映は監督・出演者も出席のプレミアだけれど、『三度目の殺人』は午後4時台で、作品としてはその日の2番手扱い。1番手とみなされる作品は午後7時台で、この日はダレン・アロノフスキーの『MOTHER!』が選ばれた。

ウド・キアの出演している『BRAWL IN CELL BLOCK 99』は、わたしがヴェネチア入りする9月2日(土)だけれど、サラ・グランデでのプレミア上映がなんと24時……。終わるのは2時過ぎだ。これはさすがに厳しいな~。下手したらホテルに帰れなくなっちゃうし、翌日にひびく。リド島に着けるのは夕方だろうから、記者会見も間違いなく間に合わない。あぁ、ウド様。

とっても残念なのは、ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダの栄誉金獅子賞の授賞式が9月1日であること。これまではいつも映画祭後半だったのに……。授賞式に続いて主演作品の上映があるのだけど、今回この両者が主演している『OUR SOULS AT NIGHT』も観たい作品だった。互いに配偶者を亡くしているご近所の二人の話らしい。こういう、普通の人々を描いた映画は好きだ。

病み始まりの夏休み

TVドラマ・芸能のこと

昨日からようやく8日間の夏休みが始まった。
それまでの忙しさと、スタッフとして一人きりだったストレスから解放された安堵感からか、翌日土曜日から体調がおかしい。
まずは下しっぱなしで、夜からは風邪の症状も出始め、日曜日はほぼ寝たきり。お腹がおかしく、珍しく食欲もない。薬を飲むために、無理やりお昼、トマトとゼリーを食べ、夜は吐き気もありながら、やっとの思いでお茶碗半分、梅干しを入れたおかゆを食べた。脱水してはいけないので、野菜ジュースを飲もうとしても100gがやっと。体重はみるみる落ちて、1キロ半減。頭痛もあって、何をしても辛い。……というわけで寝たきりの夏休み2日目だった。

ハンガリーのブダペストに今年こそは行きたいと思っていたのだけれど、旅行に行くのを止めて本当によかった。こんな状態では大変なことになっていた。

明日は楽になっているといいな。
先週から涼しくなってきたのはありがたい。今や30℃を切る毎日。部屋の窓は閉めたまま。たまに落ち葉さえ舞っていて、なんだかすでに秋が始まったかのような気候だ。海に行った人たちは寒くて入れないんじゃ。このままじゃ、過去最高に寒いヴェネチアになりそうだ。

寝ながらも見たのは、WOWOWのTVM「なぜ君は絶望と闘えたのか」(2010)。元「週刊新潮」の敏腕記者・門田隆将が光市母子殺害事件を丹念に取材したルポを原作にしたドラマで、門田氏にあたる役を江口洋介、被害者の夫で父である本村洋氏の役を眞島秀和が演じている。

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20年以上前に病気で親を亡くしても、その悲しみと喪失感は癒えないのに、ましてや残虐な犯罪で家族を失った人の深い絶望と悲嘆、苦しみと憎しみを抱えた葛藤を描いた1時間40分、主人公とともに何度も涙した。生きる意味を失いながらも、その怒りのエネルギーを、被害者の権利をないがしろにされた不平等な法の改正を求める闘いへと変換していくその姿に圧倒された。

江口洋介、ひたむきに誠実にものごとを追求していく役柄がよく似合うようになった。
そして、殉職した警官などの役で遺影の写真で見かけることの多かった(気のする)眞島秀和の渾身の熱演を見た。この人の経歴で重要な作品になったはず。

最後まで加害者の少年の顔を写さなかったのも優れた演出だ。少年法に守られているという印象を見る者に与え、そんな犯罪を起こしてしまった少年の心の分からなさが強調される。そして、最後の本心からの語りが残す衝撃の余韻。

ところで、江口洋介といえば、数か月前に見たWOWOWの「私という運命について」(2013)も忘れらない。永作博美と江口洋介が運命の二人を演じた、いわゆるすれ違い系のラブ・ストーリーだけれども、1990年代の女性総合職をめぐる社会環境もリアルに描かれていた。
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それにしても、最後には幸せになってほしかったな……なんてドラマに言っても、元も子もないのだけれど。

今日から見始めているのは、連続ドラマW「震える牛」(2013)。WOWOWの連続ドラマWシリーズは外れがない。
5年前に起きたある殺人事件のバックに、BSEにかかわる食品偽装があることを突き止めた刑事と、利権のからみで真実の公表を阻止しようとする組織との闘いが描かれている。もちろん、ミートホープ事件がモデル。

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AmazonプライムはWOWOWと仲良しなのがうれしい。見たいドラマがありすぎて困っちゃう。

日本を舞台にしたジョン・ウー新作もヴェネチアに

映画のこと

昨夜も「NIGHT HEAD」の続きを見ていたけれど、なんと18話がない! おまけに最終話から2番目の20話は音声が22分中10分以上消えている。もうムリだ。半分以上も想像で補いきれない。大体、これでは「見た」とは言えない。「NIGHT HEAD」に失礼だ。
いつの日か、全話完全音声入りで見ることにしよう。

さて、ヴェネチア国際映画祭の追加作品が発表された。アウト・オブ・コンペティション部門に、ジョン・ウーが高倉健主演の1976年作品『君よ憤怒の河を渉れ』をリメイクした『Zhuibu』(中国語タイトル:追補、英題:Manhunt)がエントリーした。これは楽しみ。

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オリジナル作品は、中国で文化大革命後に初めて公開された外国映画で、大ヒットを記録し、中国での健さん人気のきっかけとなったらしい。

残念ながら、わたしはオリジナルを観たことがない。公開当時はさすがに子供だったしね。“ようつべ”で探すも、フルで見られるのは中国語吹替え版……。つらいな~でも、来週時間があったら、我慢してこれを見てみようか。予習は大切だから。

今回のリメイクは大阪で撮影され、健さんが演じた無実の罪で追われる男の役には中国人俳優のチャン・ハンユーが演じ、彼を追う警部役にはなんと福山雅治が抜擢された。今年のヴェネチアは日本人的に福山イヤーか。
他には、國村 隼、池内博之、桜庭ななみも出演している。

ここに大阪での制作発表イベントの模様がアップされていた。↓



中国版の予告はこれ。


これを見る限り、ジョン・ウーだけに、アクション色が強まっている感が。オリジナル同様、北海道のシーンもありそうだ。

あぁ、あとは『三度目の殺人』同様、水~金の間にスケジュールが組まれないことだけを祈るのみ。

日曜の「NIGHT HEAD」と30分ドラマ

TVドラマ・芸能のこと

週末ゆっくり休めたおかげで、腰はすっかりよくなった。
なんたって、日本人として大切なおじぎができる。

今回はほんの偶然で、「NIGHT HEAD」ウィークエンドとなった。1992年のカルト・ドラマ。
どうしてそうなったのかというと、昨日の「コードネームミラージュ」の流れで、youtubeで会見映像を見ていたら、エキセントリック・キャラ健在の武田真治が、役柄の説明をするはずが、どんどん話が大局的な方向に行き、締めに「私の20年も前の出世作を持ち出すのもなんなんですが、『NIGHT HEAD』に取り組んでいるような感覚……と言えばタイトルになりやすいのでは。ある世代には響きます!」と発言して受けを取り、この映像から自動的に「NIGHT HEAD」第1話に流れたわけで。

まさか、youtubeに「NIGHT HEAD」全21話がアップされているとは思いもよらなかった。大好きなトヨエツ様&武田真治が主演のドラマ、いつか見たいと思っていたけれど、こんなにあっさり、しかも導かれるように見ることになるとは。

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1992年といえば、わたしがドイツにいた頃だったので、見られていないドラマの1本だった。

アップしてくれているのはありがたいものの、1本につき音声が5分以上聞こえない場面あり。大体22分のドラマなので、なかなか痛い。でも、映像だけ見て内容を想像することでなんとかなるもんだ。

超能力があるがために過酷な運命に翻弄される、美しい兄弟の彷徨。映像は昭和だけれど、若き日の二人はやはり美しいのぉ~。話を真剣に見たいのだけれど、音声消失で気がそがれ、愁いを帯びた二人のご尊顔をひたすら拝謁したいがために見続ける感あり。

ちょっと気になるのは、放浪する二人なのだから、もう少し髪の毛に気をつけないでほしかった。まるでジュノン・ボーイのようなおしゃれなカットで、ディップで整えているのが不自然。生きるのに疲れている風じゃない。
二人を導く精神体として現れる少女・翔子が棒読み。
彼らが出会う人々が下品でうるさい衆愚。バブル後の日本人って、こんなに下品だったっけ……デフォルメだとしたら、嫌な演出だ。この当時の演技って、今に比べると過剰だったのだろうか。1980~90年代はわたしが一番ドラマを見ない時代だったので、細かく違和感を覚える。

あと残り7話。音声切れのないことだけを願う。

劇場版も見たいなー見つかるかな~。

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それにしても、最近は30分ドラマが気に入っている。映画は90分で収めてほしいわたしとしては、ドラマも30分がいい。

春季から始まって終わったばかりの「ソースさんの恋」、ミムラの儚げな美しさが光った。貧しいけれど才能のある画学生を演じた千葉雄大くんも最近注目している一人。

「下北沢ダイハード」、下北沢という演劇の町を舞台に、演劇的なエピソードが物語られる。数十年ぶりにうっかりエロイお店に行き、ガサ入れが入って慌てフタめく、本人役の光石研の回が爆笑ものだった。エンディング、夜の下北を自転車で流す江本明の画もいいなぁ。ああいう風景を見ると、やたらに日本が懐かしくなる。



「デッドストック~未知への挑戦~」はテレ東深夜のホラー。最初の2話はもんのすごく怖くて、ご飯食べながら見ていて、PCの前で「ギャっ!」と飛び上がったりしたけれど、その後はちょっとトーンダウン。ちなみに、不倫騒動を起こした田中哲司はこういう所に左遷されたようだ(笑)。



くりいむしちゅーの有田哲平が主演の「わにとかげぎす」。本田翼が有田のストーカーって……本来は逆じゃないの?の設定が面白い。タイトルも謎だけれど、これからどこに行きつくのか全く想像できないドラマ。



東京・中目黒に実在する居酒屋を舞台にした「居酒屋ふじ」。芸能人が自分役でふらりと立ち寄る。大森南朋さんにだって会えちゃう。



もう終わってしまったけれど、お江戸の小料理屋を舞台にした「みをつくし料理帖」もよかった。江戸の市井で暮らす人々の
風景が生き生きと映し出されていた。今は失われてしまった所作の美しさ。江戸時代の庶民料理の美味しそうなことと言ったら。ご飯とお汁と一~二菜が最高のご馳走なのに、あぁ、わたしはイタリア。

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「CODE:M コードネームミラージュ」、そして、あと少しで……

TVドラマ・芸能のこと

暑気が落ちる。

予報では、この土曜日がピークの37℃を記録するはずだったけれど、そこまでにはならず、現在午後5時近くで35℃。湿度は32%という低さだから、家の中では窓を開け放って扇風機をかければ余裕で過ごせる。
わたしの部屋は西向きなので、昼下がりからが辛い。でも、それも後数時間で終わり。
明日はなんと!最高気温29℃という予報。そして、その後も30℃前後が続くらしー。やっと一息つける。

腰の具合はまだ完全ではないけれど、昨夜から薬を止めて、多少不自由な感じがする程度で収まっている。今日明日長く横になっていれば、来週1週間乗り切れるのではないかと思う。そして12日~20日はうれしはずかし夏休みだ。

今週から3週間ほど、いつもの市場のおにーさんたちもお休みなので、今日はぎりぎり午後2時くらいになってから市場に行き、閉まりかけ寸前だったので、一ケース1€でたたき売りしていたイチゴ、ラズベリー、ブラックベリー、ネクタリン1キロをイタリア人の屋台で買い、アラブ人の屋台ではプチ・トマト一ケースとネギ一束を買った。アラブ人の屋台は品質や持ちに難がある場合が多いけれど、スーパーよりずっと安いので仕方ない。

その後、スーパーでミネラルウォーターとスイカなどを購入し、溜めていたリサイクルゴミを下のゴミ捨て場に運んでミッション・コンプリート。これで週末引きこもれる。

生野菜と買ってきたばかりのトマト、コーンのサラダ、レモン・スカッシュを作って昼食。その後のフルーツ丼もマストだ。今日のラインナップはスイカ、メロン、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリー。
上記に加えて本当は、中国パン屋で買ってきたスポンジパンも定番なのだけど、なぜか暑くなったり病気になると、肉体が闘うエネルギーを欲するのか、いつもよりもお腹がすく。でも、わたしのお年頃の新陳代謝がそれに追いつかず、今週は体重が1キロ増加。この週末になんとか落としたいもの。食べても食べてもブラックホールのように吸い込まれていった若い頃と違って、体内に食物を摂取したとたん、その分くっきりはっきりグラムが増えるのにはため息が出る。

ランチのお供はいつも日本のドラマ。
今日の1本目は春季から続いているテレ東「CODE:M コードネームミラージュ」の18話「醒めル」。

日本版「007」的な設定、つまり警察の裏組織「K13」で、ある種“殺しのライセンス”を授けられた男と犯罪者の攻防を描いた作品で、最初はひやかしで見ていたのが、どんどんハマっていった。とにかくスタイリッシュでクール。オープニングもエンディングも鳥肌が立ちそうなくらいカッコいい。



日本版ボンドのコードネーム、ミラージュ役の桐山漣は英国のボンドのようには全然セクシーじゃない。普段は、アジフライ定食650円を好む無口で不器用そうで地味な男の子。でも、指令が下ると、どこから出てきたのかブリッツなスーツを着込み、AIカー「ロビン」に乗って現場に直行。ひと言も発することなく、問答無用で冷静沈着に対象者を射殺していく。そのアクションの切れ味、銃を構えるポージングの美しさも見どころだ。

ボンドを支えるメカニック発明者、Q的な役割を果たしているのが萩原聖人演じる鐘ヶ淵。「ロビン」を狙う者たちから半殺しの目に遭って、片足が不自由。「ロビン」には“パパ”と呼ばれている。

通常は男性に配役されることの多い天才ハッカー“ドブネズミ”役には、グラドル・佐野ひな子(神木隆之介の彼女?)。彼女もミラージュをバックで支える。でも、元犯罪者で、サポートを引き換えに特別待遇で警察庁内の個室に幽閉されている。ホログラム映像でバカンス気分を味わったり、おしゃれはし放題、スペシャル・スウィーツのリクエストにも応えてもらえる。でも、K13の課長・御崎の指令があれば、いついかなる時にもブレインとならなくちゃいけない。

その御崎蔵人を演じているのが、イケメンなのになぜか、ゲゲゲの鬼太郎のような髪型の引きこもりや売れない性格悪い漫画家アシスタントみたいなヘンな役を演じ続けてきた要 潤。要ちゃんが久々に、そのエレガントなルックスを存分に活かせている役だ。

でもって、秀逸なのが巨悪・鯨岡憐次郎役の武田真治。表の顔は不動産王だけれども、自分の手は一切汚さず、凶悪犯罪を裏でしきっている。武田真治が44歳とは思えない永遠の“アンファン・テリブル”ともいえそうな不遜で退廃的な美貌で、華麗に優雅に謳うように悪を体現する様には魅せられる。この人のエキセントリックな美しさにピッタリとハマった役柄で、さそがし楽しんで演じているんだろうなぁ。髪を後ろに結び(それにしても、きれいな富士額)、いつも純白の服を身に着け、さながら堕天使だ。
そして、彼がこよなく愛するのが、モーツアルトの「魔笛」の有名な夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」。常にこの歌を聴き、他者に犯罪を引き起こさせる洗脳のスイッチとしても使っている。

祐真キキ演じる、鯨岡の忠実な部下でクレイジーな殺し屋・桜丘由比もぶっ飛んでいる。鯨岡とは対照的な黒ずくめのレザーを着こみ、人が痛がることをするのが大好きな怖い女の子。あっちにもこっちにも配慮する必要のないテレ東だからこそ思いっきりできる、とんでもなく痛そうなゴーモン・シーンも出てきて、痛いことが何より嫌いなわたしは、まず直視できず、他人事ながら“いやーーー! 止めてぇ~~~! 代わりに全部吐くからーー!”と叫びたくなる。
特に、ミラージュがミッションを完了した後の始末をするグループのリーダー、駿河太郎演じる“スモーク”が彼女に捕まっちゃったときのイタブリ・シーンは目を覆うばかりだった。なまじかトップ・エージェントとして訓練を受けてるばかりに忍耐強すぎ、ペンチで歯を抜かれそうになったときには、「こっちに虫歯があるから、これをやってくれ」なんて言っちゃうばかりに、由比のサド心に一層の火を点ける。

今回の18話は、そのスモークとミラージュという、共に訓練を受けてきたトップ・エージェント同志の対決を描いている。普段は自分の動きのキレに勝てる者のいないミラージュも、同じ訓練を受けたトップ同士だけに互いの動きの先の先を半秒速で読め、苦戦を強いられる。おそらくほとんどスタントなしでやっているこの二人のバトルは本当に壮絶で、そんじょそこらなアクション映画ははるかに凌ぐ出来栄え。

それに、タイトルのつけ方もセンスが光る。必ず2~3文字の動詞で、漢字+カタカナ、あるいは漢字+ひらがな+カタカナで構成されている。例えば18話は「醒めル」。他に「酬いル」「止めル」「対すル」「護ル」「語ル」など。この一言で、見事にその一話の内容を集約している。

大体、春・夏通しの全25話って、社運をかけるくらいの意気込みじゃないだろーか。コンセプト・質的にはそれに100%応えている出来栄えだ。

毎回必ず最後まで見るスタイリッシュなエンディングはこれ。↓



オープニング・テーマと共に登場する会見映像もあった。あーーこういうのを見ると、ホントにゾクゾクする(*''▽'')

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